Research & Works
不確定性の透視図法
たとえ私とあなたが同じ窓から同じ風景を見ていたとしても、実際に認識しているイメージには差異が生じる。もし、この認識の違いを造形化することができるなら、私たちの、なにかを見ようとする意識の差によって生まれる食い違いや、歪みが立ち現れてくるのではないか。つまりあなたはこの作品を通して、人々の物理的な距離によって生まれる現象そのものを見ることになる。物事を他者と共有すること、自分以外の誰かの視点、これらを、この窓を通して見てみたいと思う。
不確定性の透視図法
2,000(h)×1,290×540 mm / 鉄、ガラス
不確定性の透視図法(水平連続窓)
700(h)×2,100×275 mm / 鉄、ガラス
不確定性の透視図法(鏡)
700(h)×700×275 mm / 鉄、鏡
2017年 / 制作協力:ビーファクトリー