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環境の窓

本来、窓は環境制御装置としても機能する。しかし、20世紀以降、空調など設備技術の発達と大量のエネルギー供給によって窓の役割は大きく変化し、窓が開かない高層ビルが登場した。もっとも、持続可能な建築が求められる現代において、外部環境の接点である窓の役割は再び大きくなっている。すなわち、自然と交感し、呼吸する建築が注目されているのだ。日本の住宅作品では、開口部を通じて、熱、光、風がどのように動いているかをご覧ください。

©JAPAN HOUSE Los Angeles
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小玉祐一郎 神戸芸術工科大学名誉教授/エステック計画研究所

1946年、秋田県生まれ。1969年、東京工業大学建築学科卒業。1976年、東京工業大学大学院博士課程修了。1976年、東京工業大学建築学科助手。1978年、建設省建築研究所入所、主任研究員・室長・部長を歴任。1998年、神戸芸術工科大学環境・建築デザイン学科教授。著書に『パッシブ建築設計手法事典』(彰国社)、『エコ・ハウジングの勧め』(丸善)、『環境と共生する建築』(建築資料研究社)、『住まいの中の自然』(丸善)、『都市建築のビジョン』(日本建築学会)ほか。

金子尚志 滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科准教授/ESTEC and Partners/Passive Design Laboratory

1967年 東京都生まれ
東洋大学工学部建築学科卒業
神戸芸術工科大学大学院修士課程修了 修士(芸術工学)
東京都立大学大学院都市環境科学研究科博士後期課程都市環境科学域修了 博士(工学)
西松建設株式会社関西支店設計課、本社建築設計部
神戸芸術工科大学芸術工学研究所特別研究員
株式会社エステック計画研究所
滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科/ESTEC and Partners/Passive Design Laboratory(ホーチミン・ベトナム)